前回10月から約4カ月ぶりに、能登へボランティアに行って来ました。
(前回はこちら能登ボランティア活動報告)

先週は全国各地で大雪でしたが、能登も「顕著な大雪」に見舞われました。
以下は土曜日の北國新聞です。

まず土曜日、金沢からJR七尾線で七尾へ向かいます。

七尾からは、のと鉄道で和倉温泉へ。
和倉温泉駅から歩いてボランティアセンターへ向かいました。
今回は「おらっちゃ七尾」という民間ボランティアセンターでの活動です。

おらっちゃ七尾は10人くらいのスタッフで運営されており、代表以下の方々が約1年前から住み込みで、七尾周辺の被災者支援にあたっています。
まずは、ボランティアセンター周辺の雪かきから。車が出入りできるようにします。

そして、この日集まったボランティア10人くらいで、大雪で困っている高齢者女性宅へ向かいました。
皆さんは「スノーダンプ」をご存じでしょうか?一気に大量の雪が運べる優れものです。

雪かきの現場では、このスノーダンプが大活躍!ドンドン雪かきが進みます。ただし、あまり大量の雪を乗せすぎると、結構な重量になるので体力的には結構大変です。
スノーダンプの働きもあって、あっという間に雪かき完了。泣きながら見送ってくれるおばあちゃんを後に、ボランティアセンターに戻ります。
午後は二手に分かれました。我々は5人でこちらも大雪で困った高齢女性宅の雪かきです。
こちらも順調に雪かきはすすみました。

車の発進確認まで行って作業完了です。
こちらのおばあちゃんも涙を流して見送ってくれました。
2日目、日曜日は晴天でした。

この日は、公費解体が決まった元織物工場兼自宅へ15人くらいで向かいました。
被災宅の公費解体は進んでいるようですが、解体前にボランティアがゴミ、廃棄物などを片付けるのがパターンになっている様です。
この日も雪かきから始まり、車が入れるところまで雪かきしてから、廃屋に入り、震災当時からそのままになっている様々なゴミ、割れた窓ガラスなどを分別して、トラックに運び込んでいきます。
立ち会ってくれたご主人に話を聞くと、暮らしている仮設住宅は場所は近くていいのだが、住み心地は必ずしも・・・とのこと。
今回は以上です。
最後に「おらっちゃ七尾」のHPをご紹介します。
ボランティアセンターのスタッフの方々、ボランティアの皆さん、いい方ばかりで気持ちよく作業が出来ました。
機会があれば、また行きたいとおもってます。
(経理課長・川井)